「農学栄えて農業滅ぶ」は全産業に当てはまる名言

現在の東京農業大学の礎を築いたとされる横井時敬という歴史上の人物が遺した言葉に「農学栄えて農業滅ぶ」というものがあります。農学とは、農業の学問で身を立てる学者のためのものではなく、農業で身を立てる農民のためのものだという信念から出た言葉だといいます。体系立った学問が崇拝され、理論ばかりが先に立って現場が軽視されるような世の中になることに警鐘を鳴らす言葉だといえるでしょう。そして現状のあらゆる産業にも当てはまるといえそうです。先人たちの知恵が体系的に整理された理論や学問は、確かに重宝なものではありますが、それだけでは産業は成り立たないということです。実際に現場でモノづくりをして初めてその理論が役に立つといえますが、理論通りに簡単に作れるものだけを作っているだけでは、その産業は廃れるのを待つだけということになってしまうでしょう。とはいえ、学問を軽視してしまっては生産性は上がらないので、学問と現場はちょうど車の両輪のようなものだと思います。wrrwhfx.com